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雪の日のちょっといい話


まだ独身だったころのことです。
ちょうど今くらいの寒い時期に、女友人と伊豆高原に旅行にいきました。友人が車をだしてくれたので、気ままにドライブ。朝10時くらいに家をでてお昼を食べて3時のチェックインは着くという感じだったと思います。

友人の上司が予約してたけど行けなくなったので、宿泊チケットを譲ってもらったのでした。リッチなお部屋だったような気がします。よく覚えてないんですが...
実は、その旅行で何をしたのかとかはあまり覚えてないんですよ。
帰りが強烈すぎて...その後に本当に大変な試練がまっていたのです。

次の朝起きると、一面銀世界になってたのです。大雪でした。最初は綺麗な景色を眺めたりしてたけど、だんだん帰り道のことを心配になりました。友人も雪道は運転したことがないというし、私はペーパードライバーだし。

そして大雪のため高速などが通行止めになってるというニュースも耳に入ってきました。ホテルにもう一泊できないかと聞いてみました。でも結果は×。もう私たちは車で帰るしかなかったのです。

友人はたまたまチェーンを車に積んでたのですが、付け方がわからなくて、駐車場に居た人に聞いてつけてもらったり。そして出発。途中まではそれなりに流れていました。でも伊豆半島の海沿いを走ってると、向こうの方が混雑してるのがもうハッキリとわかるのです。


でもそれは普通の渋滞とは違っていたのです。幹線がみんな封鎖されて、一般道にみんな集中しちゃってるのです。熱海辺りからはもう歩いた方が早いだろっていう速度でしか進みません。それから先はもうずっとそんなかんじで地獄でした。トイレに行きたいけど、公衆トイレはないし、夜中だからお店はやってないし。前の車から子供がでてきて、目の前でおしっこされた時は、もうなんというかね...

車の中は暖房つけてるし、半クラッチで運転してるから、どんどんガソリンは減っていくし。ガソリンが減るのを心配してラジオも節約してたまに交通情報とか聞く程度にして。だんだん二人とも言葉少なくなってきて...。

まあ、それから先は長いので...。そんなかんじで午前中にチェックアウトしたのに家に着いたのは次の日お昼だっというね。けっこう悲惨な旅だったわけなのですが、まあお話したいのは、ここからなんですよ。前置きが長くてアレなんですけど。


ながいドライブを終わりに近づき、友人に家まで送ってもらっている途中のことです。
当時住んでた実家は、坂道の上の方にあったのですが、途中で前にスリップしている車がいました。私たちは前に進めないので、しばらく待っていました。

家の近くも大変な大雪で、みんな夫々の家からスコップをもって雪かきをしてたりしていました。ちょうど休日だったので男性が多かったです。

スリップしてる車の男性は何度もアクセルをふかしているけど一向に出られなくて困っていました。私も一晩ドライブした後で、まったく頭が働かないし、どうしたらいいかわからなくてぼおーっとしていました。いっそここで車を降りて、歩いて家まで行った方が早いんじゃないかと思った時、友人が言いました。(ここで友人をA子ということにします)

「私があの人の車を運転するから、あの人と一緒に車を押して!」と。そういって車ドアを開けて出て行きました。そして前の車の男性のところへいって何やら話しています。

よくわからなかったけど、私も車を降りました。そして車の彼は降りて、A子は彼の車の運転席にさっそうと乗り込みました。そしてA子はアクセルをふかして、よくわからないまま私はその彼と車の後ろを二人で押しました。

車はぜんぜん動きません
でもね、ちょっとビックリする事がおこったのです!

スコップをもって遠目でこちらを見てた人達が、ワラワラとやっていくるではありませんか。たぶん5、6人。ひと家族に一人は来てくれたんじゃないかな。

そしてA子のアクセルにあわせてみんなで一緒に力いっぱい車を押しました。そして何回か押したとき、するっと車はスリップから抜け出したのです。

車の彼は、何度もお礼を行って帰っていきました。

私も徹夜の明けで疲れてたけど、ほんとに爽やかな気持ちになりました。そしてA子のことを本当に誇らしく思いました。

そして大雪が降るたびに、このことを思い出して心が暖かくなるのです。

みんなやさしい心をもっているし、ちょっとしたことでも人を助けてあげられるんですよね。きっかけさえあれば。






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