懐かしい町で
所用で何十年ぶり、懐かしい町の近くを通ったので降りてお昼を食べる事にしました。新卒で入社で入社した会社が近くにあり、よく飲みに連れてきてもらった場所なのです。
でも、あんまりお洒落感のない所だったので自ら来ることはなかったです。来るのは、仕事が終わった夜だけ。
なので、どこになにがあるのか全然把握していません。
相変わらず、東京都内のくせにちっとも垢抜けなくて、どこかの地方都市の駅前みたいだけど、人だけはたくさんいて賑わっていました。
今ではラーメン激戦区らしくてラーメン屋さんがたくさんあるけど、どこもサラリーマンがいっぱいで、ちょっと入れ気にはなれませんでした。
ぐるぐる回っているうちに、先輩につれていってもらった事のあるお寿司屋さんのことを思い出しました。
特にアナゴが凄く美味しくて今までに食べたアナゴは何だったの?っていうくらい柔らかくてとろけるようだったので、”ああ、おいしい、おいしいーー!”と大騒ぎしたような記憶があります。
名前もわからないし、場所もはっきりとはわからないけど、その辺りと思われる場所に行ってみました。
もう昔の事なので、なくなってるかもしれないと思いながら...
でもね、あったんです。その店かどうかはわからないけれど、カウンターの向きとかはそれっぽい。
しかも改装したばかりなのか綺麗なお店でした。
しかもお店の前にメニューを見たら、ランチメニューが798円からとなってます。
これは入ってるしかないな!って思いました。
お寿司ってはれの日の食べ物でした
今までの人生で、お寿司ってたまにしか食べることがなかったです。
まして、お昼に一人で食べるなんて贅沢すぎるってなんとなく思っていました。
お正月などに祖父母の家に親戚一同集まった時なんかに注文してくれて、どーんと出てくるのがとてもうれしかったのを覚えています。
特別な食べ物でした。
特別な食べ物でした。
大きくてまあるい桶に色とりどりのお寿司が綺麗に並べられた美しいお寿司をどれから食べようか悩みながら、夢中で食べていたんだと思います。
大人のお寿司
社会人になると上司や先輩や同僚とお寿司さんに大勢で行くことがありました。
最初はお寿司がすぐ食べられるのかと思ってたら、まずはビールとおつまみが出てきて。
そして、お刺し身やらつまみが続いて、いったいいつお寿司が食べるのかと思ったら、最後にやっとお寿司を注文するという。
職人さんが勢いよくせっせと握っていくのをワクワクながら眺めていました。
これが大人の食べ方なんだなぁとびっくりもしました。
カウンターデビュー
デートなんかでお寿司に行って、カウンターに座るのは最初は緊張しました。カウンターに座ると、お店の人からもよく見られてるような気がして。
魚の種類とかもよくわからなかったし、注文するのも恥ずかしくて、全部一緒に行った人にお任せしていました。
2貫づつでてくるのも驚いたりしました。(かわいいですね〜)
エンガワがどうのとかなんか色んなウンチクを聞きながら、みんな右から左で忘れてしまったけど。
出産とお寿司
そういえば、結婚して子供ができてからは更にお寿司を食べる機会は減りました。
出産したとき、産院でご一緒した女性が家族に、”退院したら、お寿司とってね。特上ね☆”って言ってたのを思い出しました。
今考えると、私も特上頼んでもらえばよかったなぁー!これから出産する人は是非そうしてください。
今考えると、私も特上頼んでもらえばよかったなぁー!これから出産する人は是非そうしてください。
回転寿司があるじゃないかって言う人がいるかもしれませんね。でも、私回転寿司は苦手なんですよ。
養鶏所のニワトリなったみたいで、目の間に餌がぐるぐる回ってるみたいなのがなんか嫌なんです。
ランチ寿司
さて、話をもどして。
昼をだいぶ過ぎたこともあり、店内は空いていました。
回転寿司ではなく、職人さんがちゃんと握ってくれるお店でした。
回転寿司ではなく、職人さんがちゃんと握ってくれるお店でした。
カウンター以外にもテーブル席もたくさんあったので、そちらに座りました。
お客さんは、ほとんど年配の女性ばかり。
綺麗なお店だから入りやすいのでしょう。
ランチ寿司にはないアナゴが物凄く気になったけど、今回はランチ寿司のみを注文しました。
これ以外に茶わん蒸しとみそ汁がついていました。これで798円なんてリーズナブル!
それなりに美味しかったです。それにゆっくり食べられたのでよかったです。
そして、これからはお寿司をもっと食べよう!と思いました。(ただし、安くておいしいものを)
自分でお寿司を作ろうと思ったら、これだけの魚介を揃えるのはムリなんです。
それにお寿司って日本の文化でもあると思うし!
これから、お寿司を探す旅にちょくちょく出ようと決めました。
今回食べたのはこちらのお店です↓